山に癒されて

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秋の花たち

10月も中旬を過ぎ、里にも日一日と秋の気配が濃くなっています。
里山の紅葉が本格化するまでのしばらくの間、
秋の花たちの競演が繰り広げられます。
この秋一番の冷え込みとなった23日、秋の花たちに会いに出かけました。

秋を代表する野草といえば、オミナエシやワレモコウ。
住宅近くの野山を歩けば、どこにでも目にすることができた記憶があります。
しかし、何時ごろか知らぬ間に目の前から消えてしまいました。
こうしたありふれた花たち、今や希少な存在といえます。

今回訪ねたのは、愛知県の東部に位置する標高200㍍ほどの里山。
蛇紋岩質のこの山ではさまざまな山野草が春から秋にかけて花を咲かせます。
秋の深まったこの季節、オミナエシなどの花はもちろん、
この山でしか見られない種類の花たちを含め、多くの山野草を目にすることができます。
ここはまさに山野草のサンクチュアリです。
とは言え、こうした野草たちがデリケートな自然のバランスの上で存在していることも事実。
我々が希少となった山の花を身近に愛でることができるのは、
下草刈りや登山道の整備など、地元の人たちの自然を守る地道な活動のおかげです。
いつまでも大切にしたい自然です。

この山を訪ねた23日、岐阜や京都などから遠来の人たちを含め、
大勢の山野草愛好者でにぎわっています。
お目当てのムラサキセンブリとエンシュウハグマは今が見頃です。

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ムラサキセンブリ


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エンシュウハグマ

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by genki_hirokun | 2005-10-23 16:42

立山

10月16日~17日、テントを背負って立山を訪ねました。
前日、夜明け近くまで降り続いた雨ですが、出発頃には所々青空も覗くように。
おかげで2日間とも澄み切った秋空の下での山行を楽しむことができました。

立山は三千㍍峰といっても、標高2,400㍍余の室堂までケーブルやバスが利用でき、
らくちん登山です。
室堂のバスターミナルのコインロッカーにザックを押し込んだら、
サブザックの軽装で立山(雄山)の往復。
弥陀ヶ原のあたりで盛りだった紅葉、
室堂ではもうナナカマドなども枯れ枝に赤い実を残すだけ。

雄山(3,003㍍)山頂からは360度の大パノラマが広がります。
日本アルプス北部の山々がそれぞれ特徴ある表情で連なります。
はるか彼方には富士山の台形も確認できるほど。
寒風を避けるように雄山神社の社務所のテラスで日向ぼっこ、
眼前に広がる峰々をたどりながら、かつての山行を楽しく思い出すひととき、
至福の時間が流れます。

室堂に戻ったら、雷鳥荘の今夏に完成したという展望風呂で思いっきり手足を伸ばします。
かけ流しの温泉に浸かり、眼下の地獄谷や大日岳を眺めながらのすばらしい風呂です。

夏の間は多くのテントが並ぶ雷鳥沢のテントサイト、
この季節、日曜といっても4張りのテントとツエルトが広いサイトのすべて。
大自然を独り占めできるようです。
室堂のターミナル周辺は都会の雑踏と変わらないにぎやかさですが、
ここまで来る観光客はいません。

夕日が立山三山や別山を茜色に染めた後、テントサイトは氷点下に。
夜中に目を覚ますと、満月に近い月が一つひとつのテントを浮かび上がらせています。
普段感じたことのない自然の荘厳さを実感するようです。

e0014441_22522673.jpgみくりが池と雄山


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by genki_hirokun | 2005-10-18 22:59

今秋の涸沢

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今年の秋山は穂高。
涸沢カールに張ったテントをベースに秋の穂高を楽しんできました。
この時期の涸沢は紅葉を愛でる登山者で大にぎわい。
そんな混雑を避けるため、一日早い金曜日に入山。
午前中に着いたテント場周辺でのんびり紅葉を楽しみました。

2日目の土曜日は少々早めにテントを出て、南稜から北穂高岳を目ざしました。
夜間は満天の星空に好天を期待していましたが、
2800㍍ほどから上はガスの中。
北穂からは眼下に切れ落ちた滝谷の絶景を眺めながらスリリングな尾根歩き。
涸沢岳を経て白出のコルへ。
下りはザイテングラードを涸沢カールまで。

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昼前にテントを片付けて下山を開始する頃には、
それこそ、涸沢から横尾まで登山者の切れ目のないほど。
この一週間ほど、涸沢が一年で一番にぎわいます。
今秋は例年に比べて紅葉が遅れているようですが、
それでも下界よりも一足早い錦秋風景にどの登山者も満足そうな表情です。
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by genki_hirokun | 2005-10-02 12:24