山に癒されて

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ヨセミテ国立公園

この10月、家内とサンフランシスコを訪ねた折にヨセミテに足をのばしました(10月8日)。

ヨセミテを訪ねたと言っても、
サンフランシスコから現地の旅行会社が催している日帰りツアーに参加、ほんの「さわり」の部分を駆け足で眺めただけのヨセミテ・ツアーです。

サンフランシスコの南東約350kmに位置するヨセミテへは、サンフランシスコを午前7時に出発、途中ベイエリアの丘陵地帯に開けた果樹園のフルーツ・スタンドで休憩などをとりながら、お昼前にヨセミテ渓谷入り、3時間ほどかけてU字谷の渓谷内のビューポイントを巡ります。
ヨセミテはロッキー山脈の西側に連なるシエラ・ネバタ山脈の中にあり、1890年に国立公園に指定。
雄大な氷河地形とセコイアの森林、標高4000㍍近い山岳など、変化に富んだ大自然を楽しむことができます。
今回訪ねたのは、ヨセミテの中でもマーセド河沿いのいわゆる「ヨセミテ渓谷」と呼ばれる一帯。
かつて氷河がつくった大規模なU字谷の底からは、エル・カピタンの大絶壁やハーフ・ドームなど特徴ある岩峰を見上げることができます。
そして岸壁のあちこちからは、落差1000㍍にも及ぶ滝が流れ落ちるスケールの大きな風景が広がります。
渓谷に入るには入り口で車1台20ドルの入園料が必要(上高地などでも参考にして欲しい)、渓谷内は環境保全のため、ハイブリッド式のシャトルバスが頻繁に循環するなど、
環境への配慮が随所に見られます。
このため、ここでは豊かな自然景観だけでなく、様々な動植物の生態系も豊富です。

e0014441_2128060.jpgビューポイントのひとつ、トンネル・ビューからは渓谷の全貌が一望のもと。左からエル・カピタン、ハーフ・ドーム、カテドラル・ロックなどの岩峰、そしてブライダル・ベール滝など岩峰から流れ落ちるいくつもの滝が眺められます。


e0014441_2142765.jpgエル・カピタン(2,307㍍)はヨセミテ渓谷のシンボル。谷底と約1100㍍にも及ぶ標高差で垂直にそそり立つ岩壁は大迫力。横尾の屏風岩を連想しますが、スケールは比べ物にならないほどです。花崗岩の白い岩壁、見る角度や時間によってその表情は変わります。


e0014441_21563322.jpgエル・カピタンの岩壁を登るクライマー。岩壁に取り付くクライマーの姿が点のよう。1100㍍の岩壁はクライマーたちのメッカとして賑わっています。クライマーたちはこの岩壁を2泊3日~3泊4日ほどで登るとのこと。なお、日本のクライマー、平山ユージは1997年この壁のサラテルートを2日でクリアー、最速記録を打ち立てました。


e0014441_21314672.jpgバレー・ビューからはマーセド河の水面近くからヨセミテ渓谷のU字壁を形づくる岩峰を左右に見上げることに。


e0014441_21344798.jpgマーセド河の静かな河面に映るカテドラル・ロックの岩峰。


e0014441_21415395.jpgブライダル・ベール滝。今はわずかばかり水が落ちるだけですが、雪どけ水が豊富な初夏には水量の豊かな滝になるとのこと。


e0014441_2151518.jpgブライダル・ベール滝を別の角度から。


e0014441_21523876.jpgヨセミテ・フォールズ。この滝、複数形で表現するのには訳があります。実はこの滝、上・中・下の三段からなる滝です。画像では右上から左下にかけて順次落下する三段で構成される滝の様子がわかると思います。一番落差の大きな上の滝は、落差が700㍍あるとのこと。いずれも日本の自然と比べたスケールの大きさに圧倒されます。


e0014441_221256.jpgマーセド河の奥にそびえるハーフ・ドーム。この奇妙な形をした岩峰も氷河が削り取った地形のひとつ。花崗岩の巨大な三角形はヨセミテのランドマークとして風格があります。


e0014441_225473.jpgヨセミテには様々な動植物を見ることができます。ヨセミテ・ロッジのベンチの上にやってきたカケスの仲間。


e0014441_2275794.jpgマーセド河の中洲の立ち枯れた大木ではキツツキの仲間がドラミング中。


e0014441_21425072.jpgヨセミテ渓谷内を巡回するハイブリッド式シャトルバス。


e0014441_2210986.jpgヨセミテではありませんが、サンフランシスコからヨセミテに向かう途中、フリー・ウエイ5号線が通る丘陵地帯には無数の風力発電のファンが建ち並びます。カリフォルニアは自然エネルギー活用の面でも先進地。

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by genki_hirokun | 2006-10-22 22:15