2007年 06月 10日
新緑の矢作川源流~中流域
各地で開かれるイベントに出席する機会の多いこの頃、
新緑~若葉のこの季節、自然との関係に直接、間接につながるイベントが目立ちます。 それぞれの催しを企画、運営してくださる関係者のご苦労もさることながら、 自然大好きな私など、大自然の中で様々な催しが進められることや、 たとえ市街地や建物の中で開かれる催しであっても、 イベントを通じて自然や環境について考え、行動できるものであると楽しくなってしまいます。 ブログのほか、ホームページでも紹介させてもらっているように、 エコ・メーデーや、茶会、川会議、野外のコンサート、ウォーキング大会、森の健康診断、etc.と、楽しい催しが毎週のように続きます。 そんなことで、山歩きからはちょっとご無沙汰ですが、 それ以上に自然といろんな形でふれあうことのできる楽しい週末です。 そんなイベントの折々、バッグに忍ばせておいたカメラでとらえたふるさとの野山に咲く花たちです。 スタートは矢作川森の健康診断(6月2日)の際に立ち寄った矢作川源流の峠です。 矢作川源流部にもやっと春の色が濃くなってきました。レンゲツツジの鮮やかな朱色がシラカバの木肌に映えます。(6月2日 浪合村) 林床を埋めるチゴユリの清楚な白い花。(6月2日 浪合村) 高原の草原に咲くムラサキサギゴケの群落がパッチワークのよう。(6月2日 浪合村) ニョイスミレのいろんな表情が楽しそう。(6月2日 浪合村) この季節、高原の林床を彩る主役はチゴユリとベニバナイチヤクソウ。チゴユリの群れの中から花茎に可愛らしい赤ピンクの花をつけたベニバナイチヤクソウが小さな林のよう。(6月2日 浪合村) ベニバナイチヤクソウとチゴユリのお花畑にはナルコユリも。(6月2日 浪合村) 市街地に近い矢作川中流へ下りて行きましょう。 矢作川中流古鼠(ふっそ)付近の河畔林。 自宅近くの自然観察森、若葉で覆われた森の中や水辺の花たちも配役が変わっています。 6月の里山の主役はササユリ。森のあちこちで存在感のある花が咲き始めました。(6月3日 自然観察の森) ササユリに比べたら芥子粒のような存在かもしれませんが、この時期の里山ではツルアリドウシの白い小さな花が印象的です。森の中に続く道の脇に咲く小さな花は星を散りばめたよう。この花の咲く頃の森が好きです。(6月3日 自然観察の森) 散策道のあちこちに咲くタツナミソウ。(6月3日 自然観察の森) 森から出て、トンボの湿地に出ると真っ先に目に付くのは水面に咲くスイレンやコウホネの仲間。そして、アヤメとノアザミの存在感のある花。(6月3日 自然観察の森) 湿地の草むらをのぞくと、ヒメミクリの個性的な花も見つけられます。(6月3日 自然観察の森) 休耕田のあぜ道には、ミゾカクシの花も。(6月3日 自然観察の森)
by genki_hirokun
| 2007-06-10 12:13
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